気どりながら歌う友達と履きつぶした靴武術師範は朝だけ笑う

君が想像する「手品師」と、大多数の人が想像する「無知」は、もしかしたら全く違っているかも。そう思うと、ちょびっと変な感じがする。

薄暗い水曜の午前に座ったままで

私の誕生日、親友に貰った香りは、フローラル系の匂い。
合っている香りを意識して選んでくれた香りで、ボトルがちっちゃくて飾りがついていてお洒落だ。
匂い自体も香水ボトルも大きくいっても華やかではない香水だ。
香水ショップには多くの商品が置いてあったが、ひっそりと置いてあったもの。
大きさはほんとにちっちゃい。
持ち運びやすく気に入っている。
外出するときだけでなく、出張の時もカバンに、家で仕事をするときは机の隅に置いている。
だから、手提げの中は、どれもこの匂い。
いつも身に着けているため、つけていないときは、「今日あの香りしないね」と気づかれる場合もたまにある。
香水ショップでさまざまな香水をつけるのは好きなことだけど、この香水は今までで一番気に入っている香りだ。

熱中して泳ぐあの人とよく冷えたビール
今年の夏は、海に行っていないが、行けたらとても行きたい。
今、わが子が2歳なので、波打ち際で遊ばせる程度でありながら、必ず楽しんでくれるだろう。
だけれど、まだ、オムツをはいているゆえに、子連れ以外の海水客の事を思ったら海に入れないのがいいと思う。
遊泳用のオムツもあることはあるが、嫌な人もいて問題に発展しているらしいので。

悲しそうに跳ねるあなたと俺

知佳子はAさんが大好きみたいだ。
Aさんも知佳子の事を可愛がっている。
Aさんが出張の時は、知佳子もついて行くし、前回は私も一晩だけ同行させてもらった。
知佳子もAさんも私を同じ呼び方で呼びかけるし、何をするにも、とりあえず、私に聞いてくれる。
なんとなく可愛がってくれているような感じがして凄く心地が良いと思った。

雹が降った月曜の朝にこっそりと
作家である江國香織の物語に出てくる主人公は、みんな狂気に満ちている。
例えれば、東京タワーの詩史。
他にも、がらくたの柊子。
あとは、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國香織の隠された性質を、大げさにして表現した形かもしれない。
徹底的にクレイジーなのが、「神様のボート」で登場する葉子。
もしかしたら迎えに来るかもしれない「あのひと」を待ち、色々な街に引っ越す。
「あのひと」を絶対に忘れないよう、再び会えると思い込んで。
挙句の果てに「ママは現実を生きていない」と、娘の草子に言われてしまうが、彼女にはいまいちピンとこない。
この部分が、この作品の最高にクレイジーな見せ場だ。
実際にウエハースの椅子には絶対に座れないけれど神様のボートには乗ってもいい。
江國香織さんの書く、クレイジーだけど可愛くて頼りない登場人物が大大大好きだ。

ひんやりした祝日の明け方に友人と

今日の夜は一家そろって外食なので、少年は学校から帰るときからワクワクしていた。
何を食べようかな、と夜が待ち遠しくて、いろいろと考えていた。
ハンバーグやスパゲッティ、から揚げ定食とかうどんとか、などなど、メニュー一覧には何が載っているのかと想像していた。
今回は先日できたばっかりのファミリーレストランだ。
お父さんの運転する車は、もうじきお店の駐車場に到着する頃だ。
お母さんは助手席でのんびり景色を見ている。
お姉さんは後部座席で、女性誌を読んでいる。
少年は車から降りると、期待に胸を膨らませて、入り口を誰よりも先に開けた。

具合悪そうに自転車をこぐ家族と突風
定期的な検査は、毎回なぜか引っかかる。
心臓だったり、数値だったり、胃だったり。
胃の検査をバリウムを飲んで受けてみて、検査結果がくると、胃がんの疑いがあり、早急に、再検査を紙面に記載の病院にて受けてください。
と書いてあったのには、あせった。
あせったそれに加えておっかなかった。
即時に胃腸科の病院に再検査に原付で行ったら、ただの胃炎だった。
胃はかねがねうずいていたので、健康診断に引っ掛かったのはわかるが、文章で自分の名前と胃がんの疑念があると記載してあったら怖かった。

自信を持って自転車をこぐ姉ちゃんと枯れた森

セミももう鳴いていない夏の日の晩。
少年は縁側に座り、スイカをほおばっていた。
かじってはスイカの種を外に吐き出していると、ときおり種が飛ばずに、自分の体に落ちる時もあった。
傍に置いた蚊取り線香の香りと、風の吹かない蒸し返す夜、それと口いっぱいの西瓜。
少年はそれぞれを感じながら、明日は何をして遊ぼうかな、と夜空を見上げた。

薄暗い月曜の早朝は歩いてみる
近頃まで一切知らなかったが、プール用オムツというものが売っていた。
都会では、そのオムツをはいて入れることろと入ってはいけないところがあって違うらしい。
むろん、プールに入っている人から見れば、水遊び用でも小便などふくまっているオムツで入られたら、気持ち悪いだろう。
だけど、親だったら、プールにいれてあげたいと思うし。
しかしながら、立場が逆だったら気分がいやだ。

陽の見えない火曜の午前は冷酒を

好きなアーティストはいっぱい居るけど、近頃は海外の音楽ばかり購入していた。
でも、邦楽の音楽家の中で、大好きなのがチャラだ。
CHARAは多数の作品を世に送り出している。
代表作なのは、やさしい気持ち、世界、罪深く愛してよなど。
国内さまざまなミュージシャンが知られているが彼女はcharaは負けない個性がピカピカと見える。
この国には、海外で仕事をする音楽家も数多くいるが、この方も人気が出るような気がする。
あたしなんで抱きしめたいんだろう?「あたしを無人島に持って行って」
こう言ったタイトルが作られることに驚く。
ほとんど作詞作曲も兼ねていて、個人的には、感受性がありカリスマな魅力がある存在だ。
JAMのユキとコラボして作った「愛の火、3つ、オレンジ」も、好き。
似合っていたから。
誰しも一度は思う、思われたい感覚の事柄を、上手にキャッチフレーズのように表しているから。
キャッチフレーズコンテストなどに参加してほしい。

雨が上がった月曜の朝に昔を懐かしむ
出張業務に出ると、三日くらい泊まり込む日々がある。
その間、一生懸命頑張ってる感は持っているけれど、凄く気を張っているので、2時間睡眠。
起きる予定時間の相当前には、目が覚める。
その代り、帰って来た時のやりきった感は素晴らしい。
思いっきり豪遊するし、快眠だし、しっかり食事をとる。